読書メモ
韓国映画のリメイク。「モテキ」の大根仁が監督。 元の韓国バージョンはすごく感動した記憶がある。 コギャルをすんごいデフォルメして描いていたり、そのせいでコギャル=ヤンキーになっていて、学校がとんでもないヤンキー学校に見えたり、「うーん」と思…
前々から「読みたいリスト」に入れていた本。確かピースの又吉さんがおすすめしていた。ブックオフで100円でした。 北の港町。焼肉屋で働いている肉子ちゃんは、太っていてとても明るい。キクりんは、そんなお母さんが最近恥ずかしい。肉子ちゃん母娘と人…
益田さんは思考の流れ方が、私の大好きな角田光代にどことなく似ているような。日常の中で「ん?」と魚の小骨ぐらいのひっかかりがあり、生活をしていく中で、そのことについて考えをめぐらしていく。だんだんと自分の中で答えらしきものが出ていく、という…
物を持つのが好きではないので、本は図書館で借りる派。図書館も閉まっている中、もうれつに本が読みたくなり、10年ぶりぐらいに本屋さんで小説を買った。それが角田光代の「坂の途中の家」。ブックオフにも赴いて、小説を4冊購入。そのうちの一冊。こち…
角田さんの長編小説を久しぶりに読んだ。 角田光代は、一番好きな作家さん。吉祥寺な雰囲気の作品も好きですが、特に「八日目の蝉」を読んだときに「許された」と思った経験をして以来、特別な思い入れがある。「母親に対して、好意的とはいえない感情を抱い…
出町座立ち上げの際に、クラウドファンディングで支援。ブックファン向けのプランを選んだので、出町書店の選書を2冊送ってもらった。そのうちの一冊。これも何年積読してたんだ。 demachiza.com 区切りはアスタリスクマークだけで、とりとめもなく思考が流…
何年も前から積読になっていた本を読破。翻訳家の柴田元幸さんが、実際に大学で行っていた講義を文字おこししたもの。 柴田さんは、エドワード・ゴーリーの「うろんな客」の訳で知りました。韻を踏んでいて、独特の絵に合った言葉選びがしびれる。 単語のニ…