読書メモ 「京都で考えた」吉田篤弘
出町座立ち上げの際に、クラウドファンディングで支援。
ブックファン向けのプランを選んだので、
出町書店の選書を2冊送ってもらった。
そのうちの一冊。これも何年積読してたんだ。
区切りはアスタリスクマークだけで、
とりとめもなく思考が流れていくように綴られていく。
最近マルチタスクが当たり前になってしまっていて、読書だけに集中することがなかなか無くなってしまっているので、じっくり読書の良い機会。
長い時間をかけて、でたらめに無駄な遠まわりをし、それで初めて「本当のこと」が、ぼんやり見えてくる。あくまで、ぼんやりだが、手っ取り早い近道をスマホで検索して手に入れ、あれもこれもショートカットばかりしていると、何ら実感もないまま人生が終わってしまう。
実感とか感慨とかいうものは面倒なことを通過しないと得られない。
そういえば、「クラウドファンディング支援者は、出町座主催イベントにご招待」ってなってたけど、一体どうなったんやろう。招待状、届いてへんで。